予約した時間になったのでアデランスへ向かいました。
受付で予約した件を伝えると、いつものようにカウンセリング室に通されました。
そして少しすると、1人の男性が入ってきました。
その男性は、以前私がヘアチェックに行ったときに対応してくれた副店長でした。
副店長はまず私にこう言いました。
「以前植毛についてうちに相談に来てくれたみたいですけど、
そのとき対応したうちの社員が最終的に植毛を勧めたと聞きました。
その件に関しては、本当に申し訳ありませんでした。担当した社員には
きつく注意しておきました。」
私的には意外な第一声でした。あれはどちらかというと私が愚痴ったのが原因で
対応してくれた社員の方に非はないと思っていたので、
「いえいえ、とても参考になる話を聞けてよかったです」
と返答しておきました。
(この辺に関しての詳細なやりとりは自毛植毛の相談をご覧ください)
そして、この会話の後にいよいよ本題に入りました。まず副店長は私に
「一体どうされたのですか?」
と質問してきました。私は今までの経緯を簡単に説明し、
「今はクリニックへ通いたいと思っているので、ここでの契約を解除したいです」
と言いました。すると副店長は、
「どうしてそんなに育毛について色々調べたりしたんですか?
まずはうちみたいな身近なところからやってダメだったら徐々に段階を上げていって
最終的にクリニックや植毛を考えればいいじゃないですか」
と言いました。この発言にはさすがにムカッときました。
なぜ育毛について色々調べたかだって?
そんなのめちゃくちゃ真剣に考えてるからに決まってるだろーが。
育毛の知識がなくて本気で発毛したいと思っている人がアデランスで
「発毛は無理です」
と言われたらどうしますか?他の方法を探すに決まってるでしょう。
その結果、調べた中で一番効果のあるのを試したいと思うに決まってるでしょう。
こっちは一刻も早く脱毛を止めて発毛したいんだよ。
効果のないとわかってる育毛に払う金も付き合ってる時間もねーんだよ。
あんたは禿げてねーから禿げの気持ちが分かんねーんだよ。
と言ってやりたかったですが、私は無言を貫きました。
向こうは話術のプロです。こっちが熱くなると、
冷静さに欠けてしまい不利になるかもしれない
と思ったため怒りをこらえました。
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