RU58841はフランスのRoussel Corporationにより
強力なアンドロゲン受容体のブロッカーとして開発されました。
しかし、Roussel Corporationが買収されてしまったため、
当初予定していた臨床テストが見送られてしまい、
現在ではどこの会社が特許を持っているか良く分からない
ちょっと謎に包まれた育毛剤です。
(現在では、RUというとスペインのビタミノックス社から出ているものを指すみたいです)
役割としては、レセプターとDHTの結合をブロックし脱毛を防ぎます。
同じブロック系のアイテムであるスピロノラクトンやフルタミドと比較して、
そのブロック力は郡を抜いています。
RU58841が動物実験で使われるときに示す毛髪再生力は、
ほとんどの文献でpotent(強力)とかdramatic(劇的)というような表現がなされます。
|