男性型脱毛症の対策

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 男性型脱毛症の対策(理論)
男性型脱毛症が発症してしまった人は、
男性型脱毛症の原因で示した脱毛のプロセスをどこかで断つ必要があります。
プロセスを断つ方法としては、
 1.テストステロンの分泌を抑える
 2.DHTの生成を抑える
   ・テストステロンと5αリダクターゼの結合を阻止
   ・5αリダクターゼの絶対量を減らす
 3.レセプターとDHTの結合を抑える
   ・レセプターに蓋をする
   ・レセプターのDHTに対する感受性を下げる
が考えられます。
しかし、現在の医学では、
 ・5αリダクターゼの絶対量を減らす
 ・レセプターのDHTに対する感受性を下げる
については不可能のようです。
この2つが可能になれば禿げを根本的に直すことが可能になるかもしれません。
さらに、現実問題として、
 1.テストステロンの分泌を抑える
についてはリスクがかなり高いためお勧めすることは出来ません。
 テストステロンの分泌=男性ホルモン=男性である証
ですから、ホルモン剤などを打って男性ホルモンを薄めると、
 ・ホルモンバランスが崩れる
 ・体が女性化する
などの副作用が出る可能性があります。
そのため、現段階での男性型脱毛症対策としては、
 
・テストステロンと5αリダクターゼの結合を阻止し、DHTの生成量を減らす
 ・レセプターに蓋をしてDHTとの結合を抑える

が有力となります。
また、自分が男性型脱毛症と気づいたときには、少なからず髪を失っています。
上の2つの対策を行えば、進行は阻止することが出来ますが、
失った毛を元に戻すことはできません。ハミルトンの実験でも
 
「男性型脱毛症の人が去勢(睾丸を取る)した場合、
  禿げはそれ以上進行しなかったが、新しく生えてくることもなかった。」

とあるので、DHT対策だけでは禿げの進行を食い止めることしか出来ません。
そこで、失った毛を元に戻すには、
 
・発毛を促進する
ということが必要になってきます。

以上をまとめると、
 
・テストステロンと5αリダクターゼの結合を阻止し、DHTの生成量を減らす
 ・レセプターに蓋をしてDHTとの結合を抑える
 ・発毛を促進する

の3つが男性型脱毛症の対策と言えます。

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