掲示板を見ていると、
「M字部にミノキを塗ったら最初は産毛が生えてきたが、そのあとミノキを使用する前よりも悪化した。」
というような書き込みをよく見ます。
確かにミノキシジルは頭頂部には良く効くが前頭部にはほとんど効かないと言われています。
(ロゲインの説明書にも「前頭部には効かない」とはっきり書いてあるみたいです)
私が初めてこのような書き込みを見たとき
「そんなことはないだろう」
と考えていましたが、このような書き込みが多いことからミノキのM字部への塗布は避けていました。
しかし、中にはミノキがM字部に効いたという書き込みもあったので、M字禿げである私は
ミノキをM字部に使用するかどうかずっと悩んでいました。
(回復はしたいが、進行するのは嫌だという葛藤があり、なかなか使用に踏み切れませんでした)
色々考えた末、
「毛根が死んでしまっては何をやっても遅い。可能性があるならやってみたい」
という気持ちになりました。
そこでまずは情報収集です。M字部にミノキが逆効果だった人の書き込みを漁っていると、
・M字部に逆効果だった人も頭頂部には効いている
・M字部に逆効果だった人はフィナを併用していない人が多い
ということがわかりました。
また、M字部にミノキが逆効果であるという原因についても色々議論されていました。
それらを参考にした私の今の考えとしては、
M字部にミノキが逆効果である原因は、ミノキシジル単独では十分DHT対策ができていない
ためだと考えています。
ミノキシジル自体にはDHTを抑制する作用がありません。そのため、ミノキ単体で使用した場合
DHT対策が出来ていないので、[毛包の縮小>毛包の成長]となってしまいます。
そのため、ミノキの効果により発毛はするが、DHTの影響ですぐ抜けてしまうと考えられます。
干からびた畑に種を植えても成長しないのと同じです。
(頭頂部にミノキが単独で効くのはDHTの感受性が小さいためだと思います。
逆にM字部にミノキが単独で効かないのはDHTの感受性が大きいためだと思います)
おそらく、ミノキで生えた毛がすぐ抜けてしまうために前より悪化したと感じるのだと思います。
そのため、ミノキシジルがM字部を悪化させてるわけではないと考えられます。
M字部を回復させるにはミノキ単独ではなく、
DHT対策をするフィナやRUを併用する必要があるということだと思います。
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