耐性について

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 耐性について

「フィナやミノキに耐性はあるのか?」
という疑問が色んな掲示板で話題になっています。
「ある」と言っている人もいれば、「ない」と言っている人もいます。
両者の言い分をまとめるとこんな感じになります。

[耐性はあると答えた人]
 ・毎日同じ薬を服用していれば、体が薬に慣れてしまうため必ず耐性が出る。
  風邪薬を飲み続けていると段々効かなくなってくるのと同じだ。
 ・海外のプロペシアの長期服用データで服用1年目で回復がピークになり、
  2年目以降しだいに減少しているのは耐性がある証拠だ。
 ・実際に服用してみたが、数年後には効果がなくなった。
[対背はないと答えた人]
 ・医学的な根拠がない。
 ・フィナステリドは耐性の出るような薬ではない。
 ・実際に服用しているが、数年経っても普通に効いている。

私的にはどちらの言い分もわかるような気がします。
ただ、海外のプロペシアの長期服用のデータで2年目以降次第に減少しているのは事実です。
もし、プロペシアに耐性がないなら服用し続ければ、
理屈的には1年目の結果を維持できるはずです。
だから「耐性があるんだ」と言ってしまえばそれまでですが、
この減少が本当に耐性によるものなのかというのも疑問です。
1年目で良い結果が出たから、
 「これさえ飲んでいれば大丈夫」
だと思って、薬はきちんと服用していたが、
規則正しい生活をしなくなったり、喫煙をしたりする人もいるかもしれません。
もしそういう人がいたら、
別の原因により脱毛を促進させている可能性があります。
プロペシアは防御系のアイテムなので、飲み続ければ髪が増える薬ではありません。

そのため、服用1年目ぐらいが回復のピークになり、それ以降の回復は望めません。
長期服用のデータは平均の結果ですから、他の原因で脱毛が促進した人の結果が反映されて
2年目以降は減少傾向になるのかもしれません。また、加齢による衰えも当然あると思います。
ちなみに、私が以前通っていた発毛専門クリニックでは耐性についてこのように説明されました。
 「耐性については正直なところあるのかないのか分かりません。
  実際に数年経っても維持している人もいるし、進行してしまう人もいます。
  理屈的には飲み続ければ進行することはないんだけど・・・」

結局、私の今の考えとしては、
 「耐性があるのかどうかわかりません。あると言い切ることはできなけいど
  耐性がある可能性は十分あるので、ないと言い切るのは危険だ」

という感じです。(答えになってなくてすいません)

 耐性対策について

「耐性がある可能性は十分あるから、ないと言い切るのは危険だ」
と言った以上、耐性対策をする必要があります。
色んな対策法が掲示板に書き込まれていますが、
基本的には、
 ・服用量を減らす
 ・他のアイテムを導入する
に尽きてしまいます。以下は一般的な耐性対策法です。
(私の通っていた発毛専門クリニックでもこんな感じでした。ただ、耐性対策ではなく、
 あくまで健康のため天然のサプリメントに変えると説明を受けました)

一般的なプロペシア耐性対策
プロペシアを服用して最初の1,2年はプロペシアを毎日服用
(まずは髪の回復をピークに持っていく)
プロペシアを2日に1回程度にし、プロペシアを飲まない日は
プロペシアと似た働きをする「のこぎりやし」(天然のサプリメント)で代用。
半年〜1年ほど様子を見て、プロペシアの量を調整していく

もし、プロペシアが全く効かなくなったら副作用は強いがデュタステロイドを服用するという手もあります。
(私は今のところ服用したことがありませんが)


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